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よい転職・よくない転職

全理学療法士向け
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こんにちは、まめたです。

理学療法士を続けていると、誰しもが「違う職場で働こうかな」と一度は考えたことがあるのではないだろうか?

私も同じように考えたことのある一人である。そして、現職場においても様々な理由で転職していくスタッフがいる。

今回はそんな転職について私の経験を下に書いてみようと思う。

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転職の理由

転職には『よい転職』と『よくない転職』があると思っている。

よい転職

まずはよい転職の理由をあげてみる。

1⃣結婚・出産・育児のため

誰しもが感じるところであろう。「結婚するため、夫の職場の近くに引っ越します」など、寿退社といわれるような円満退社である。出産・育児についても各個人の価値観によるところもあるが、これらを理由に転職(退職)することは決してマイナスではないと考える。

2⃣理学療法士としてステップアップのため

「理学療法士としてもっと循環器の患者さんをみたいため、循環器の症例が多い病院に転職したい」というような理学療法士としての探求心などからくる転職であるため、転職の相談をされた管理職としても背中を押してあげたい良い例である。

3⃣理学療法士とは別の職業への転職

「理学療法士をやってみたけど、自分にとってもっとやりたいことが見つかった」や「理学療法士をやってみたけど向いてない」などの理由があげられる。前者の自分のやりがいを見つけてチャレンジすることを否定する気はない。もちろん、それが他者からみて良い選択かどうかは別として。むしろ後者の向いていないと思う理学療法士をこれから数十年続けると思うと、そちらの方が転職を勧めてあげたいぐらいである(実際のところ「向いてないから転職した方がいいよ」とは口が裂けても言えないが)。

以上、良い転職について例をあげてみた。良ければ参考にしていただきたい。

よくない転職

よくない転職の例をあげてみる。

1⃣周囲から良い評価をされないため

典型的な良くないパターンであると考える。その職場で評価されないことを、評価者へ責任転嫁してしまい、自分を客観的に振り返れていない可能性が大いにある。このような場合は、転職しても転職先で同じようなことが起こり得る。その度に自分はもっと評価されていい人間だと感じ転職を繰り返す可能性がある。自分以外の同期がリーダーや管理職に昇進していき、自分だけ取り残されると、その職場に居づらくなるため、転職したくなる気持ちも分かるが。

2⃣人間関係が上手くいかないため

「苦手な上司がいる」「怖い先輩がいる」「同期と馴染めない」など人間関係についての悩みは尽きない。もちろん、『セクハラ』や『パワハラ』といったハラスメントやいじめなど、一線を越えるような場合は何らかの対応が必要であり、転職の選択肢があって然るべきと考える。しかし、そうではない場合は、どこの職場に移ったとしても同じような悩みは起こる可能性がある。ある程度受け入れるか、自らが変わることが求められるかもしれない。

3⃣その他

突然職場に来なくなったケースである。契約を結んでいる以上、すぐに辞めることはできない。社会人として、適切な順序を経て退職するようにしよう。

どちらとも言えないケース

1⃣お金

難しい問題であるが、給与(お金で転職)によって生活も変わるため、個人の背景を踏まえると良いとも悪いとも言いにくい。ただし、お金だけで転職することはおすすめしない。やはり、やりがいを持って仕事ができる職場や、今までやってきた経験を活かせる職場を選んでもらった方がより良いと考える。

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転職時の注意点

退職の申し出は、概ね2週間前までに職場へ申し出ることで退職ができるようである。ただし、急な退職であったり引継ぎができておらず、会社側が損害をこうむった場合には損害賠償を請求される可能性もある。職場としては、採用人数を、年間での患者数や事業計画などから考え、次年度の採用者を募集している。転職はその採用計画を狂わす要因になり得るため、年度末ではない期の途中での転職はあまり良く思われないのも事実である。

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まとめ

今回、転職のよい・よくないについて分類した。これらはあくまで私個人の経験上の分類であるため、全てが正しいとは思っていない。しかし、転職する際には今一度、その転職に至った理由について自ら考え、他の人に聞いた時に、客観的妥当性があるかを確認することも重要である。

そして、迷ったら自分が一番信頼できる人に相談すると良い意見がもらえるかもしれない。

転職は人生の転換点になり得るため、時には慎重に、時には思い切りが肝要である。

この記事を書いた人
まめた

悩める中間管理職
外来勤務

全理学療法士向け
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おっさん理学療法士はこう考える

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