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少しでもストレスを減らそう!プライドの高い理学療法士への処世術

全理学療法士向け
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なめろうです。

 

プライドの高い人。この世に一定数存在し、理学療法士も例外ではありません。

プライドの高い理学療法士とのやりとりってストレス溜まりますよね

私は、それで理学療法士が嫌いになったこともありました。

 

ただ、そんなやつのせいで仕事に影響することは腹が立つという思いから、私なりに身につけたプライド高い理学療法士に対する処世術がありますので、それについて書いていきます。

 

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プライドとプライドが高い人を定義

今回の記事を書くにあたって、改めて“プライド”という言葉について調べてみました。

意味の説明が若干違う点(ネガティブな表現もあったり、ポジティブな表現もあったり)もあったのですが、今回のテーマ的に以下で定義します。

 

プライドとは、能力に自信を持っていて他の人もその能力を認めて正当な評価を望むことであり、それが過剰な人、つまり過信者で能力以上に高い評価を望む人をプライドが高い人とします。

 

偏見ではありますが、理学療法士は勉強していることがステータスになりやすく、理学療法士としての能力を客観的に示しにくいこともあるせいか、勘違いしやすく、プライドが高い人が比較的多くなりやすい印象があります。

 

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プライドが高い理学療法士は、どう悪いのかを整理

プライドが高い人と聞くと、ネガティブな印象を持たれることがほとんどかと思いますが、職場において、どう悪いのかを整理していきます。

 

まず、プライドが高い人の特徴として、他者の意見を聞き入れず、マウントをとってくるという面があります。

 

こういった態度をとられた側は、当然「イラっ」としますので、精神的なストレスを抱えたまま仕事をすることになります。

悪い精神状態での仕事は、普段できていたことが疎かになったり、業務ミスを引き起こすことに繋がります。

また、プライドが高い人に対して、建設的なやりとりができないという印象を持ってしまうことで、仕事上必要な報連相が十分機能しなくなることもあります。

そして、その状況が慢性化した結果、うつ状態になったり、退職することになろうものなら、もう最悪ですね。

 

プライドとは別の表現になりますが、誠実さに欠ける人間が組織にいることで、企業の業績が大きく低下するというデータがあります。

プライドが高い人も誠実さに欠ける面がありますので、会社側しても、プライドが高い人間の存在は良くないですね。

 

 

 

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プライド高い理学療法士には、どう対応したらよいのか。

こちらの心構え

まず、前提として

プライドが高い理学療法士は、この世からいなくならないです。

そして、その人が良いように変わるなんてことは基本的にはないです。

台風や地震のような災害みたいなものであり、「被害を最小限にするために、どうすれば良いか」という心構えでいることからはじめましょう。

 

もう一つ大事な心構えとして、“見下す”ということをお勧めします。

見下すという表現に抵抗感を抱くかもしれませんが、精神的に優位な状態でいるということであり、あなた自身が傲慢でプライドが高い人と同じマインドになるという意味ではありません。

精神的に優位でいることで、同じ言われ方をされても、精神的なダメージは少なくて済みますし、冷静な対応がしやすくなります

 

プライドが高い理学療法士との人間関係のゴールについて

理想のゴールは、ある程度認めてもらう です。

もう少し説明しますと、認められるというのは、好きになられることでもなく、仲良くなることでもありません。むしろ、好きになられたり、仲良くなると、過剰に干渉してくるので、理想的ではないです。

プライドが高い理学療法士からの目線では「自分とは大事にしているところが違うし、仲良くなろうとは思わないけど、あいつの言うことはある程度信用できる。ただ、パワーバランス的にはやや上だ。」と認識していもらいながら、こちらは心の中では見下している状態が理想だと考えます。

イメージとしてはこんな感じです。

ただ、全ケースがこのゴールになるとは限りませんので、理想のゴールが無理だと判断できた場合は、無関係になるという第2のゴールもあります。

 

 

対応時のポイント

心構えとゴールが設定できたところで、対応する際のポイントについて考えます。

気をつけるポイントとしては、

 

  1. 言動や考えを絶対に否定しない(否定する点があったとしても)
  2. 言動や考えを深堀して聞き出し、それに対して理解を示す(過剰に共感しないよう注意しましょう)
  3. こちらの考えをある程度伝える(こちらがマウントをとるような伝え方にならないようにしましょう)
  4. お互いの考えの共通点をみつけ、その共通点があることを共有する(共通点は抽象的なほうがいいです)
  5. 共通点はあるけど、違う部分もあるから、お互い違うやり方で共通点に向かおうと伝える

 

この対応ポイントは、プライドが高い理学療法士が上司であっても、部下であっても基本的には同じですが、部下だった場合のほうが慎重にすすめる必要があります。

 

まとめ

今回の記事を書きながら(心の中で見下す心構えの部分など)自分の性格の悪さを感じたように、内容的に抵抗感を覚える方もいるかもしれないなと思っています。

 

ただ、真っ当な人に比べて、プライド高くて周りに悪影響を及ぼしている理学療法士はろくでもないので、そのろくでもない人間に振り回されないようにすることのほうが、よっぽど大事だと思います。

 

そんなろくでもなく面倒なプライド高い理学療法士とは基本的に関わらないように努める(無関係になるというゴール設定)でも問題はないのですが、自分自身の職場での立場が上がっていったときに、プライドの高い理学療法士との関わりを避けらない状況になる可能性はあります。

その状況になったときに、対応を経験しているとしていないのとでは、全然変わってきます。

なので、自分が後輩や部下であるときから、プライドの高い理学療法士と関わって、自分なりの処世術を身につけておくことは、投資的な意味合いでも大事になってくると思いますので、大変ではありますが、後々の苦労を考えると、早めに良い状況を作る経験をしておくことをお勧めします。

 

今回書いた処世術がプライド高い理学療法士に悩まされている方の少しでも参考になれればと思いますし、内容的にしっくりこない方も、考え方を変えるきっかけになったらいいなと思っております。

 

 

最後に、プライドの高い人への対応について、参考にしている本があります。

長ロングセラーの本なので、ご存知の方も多いかと思いますが、ご紹介します。


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この記事を書いた人
なめろう

バランス重視のサラリーマンPT
訪問看護ステーション勤務

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