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頭の悪い理学療法士は害なのか、考えてみます。

全理学療法士向け
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なめろうです。

 

反感を買いそうなタイトルでお騒がせします。

 

“頭が悪い理学療法士”について考えてみます。

 

 

 

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頭が良い 頭が悪い の定義について

まずは、“頭が良い人” “頭が悪い人”というのがどういうことを指しているのか私なりに整理します。

 

頭が良い人=ある物事の本質を理解することができ、かつそれが早い人

頭が悪い人=ある物事を本質ではない部分で理解をしている人

 

理解はできるけど、それまでに寄り道をしたり、時間がかかる人は、“頭が良くも悪くもない人”とします。

 

 

本質の理解力が頭の良し悪しに関係しているので、たくさん勉強している=頭が良いとは限りません。

 

 

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理学療法士は頭が悪いのか?

これはあくまで私の経験上のことですが、理学療法士と会話や議論していても、論点がズレたり、考える耐性が乏しく短絡的だと感じることが割と多くあり、理学療法士は頭が良い人は少ないというのが印象としてあります。

 

また、ネットベースですが、理学療法士と偏差値について記載しているサイトがありました。

国家試験の難易度は、偏差値表示で41

学校の偏差値は、35~62となっておりました。

 

先ほど定義づけした頭の良し悪しと偏差値は必ずしも一致しないとは思いますが、ある程度の関連はあるとも思うので、この数字からも、理学療法士は頭が良い職種ではないといえそうです。

 

 

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頭が悪い理学療法士は害なのか?

ここからが本題です。

 

頭が悪い理学療法士は害なのか?についてです。

 

私の答えは、

「頭が悪いことが直接的な害にはならない」

です。

 

頭が悪いという表現はネガティブな表現ですが、頭が悪いことが理学療法士として仕事する上で、直接的な問題になることはないです。(頭の悪さに限度はありますが、国家試験に合格できていることを考えると、基本的には大丈夫と思っています。)

頭が悪くても、コミュニケーションを取り、ひたむきに頑張る姿勢でいることで、患者、利用者と良い関係を築き、満足度の高い介入をしている理学療法士は多くいます。

 

では、頭が悪い理学療法士全員が害ではないかというと、そうではありません。

 

では、どのような理学療法士が害なのか。

それは、頭が悪いということを自覚していない理学療法士です。

 

なぜ、同じ頭が悪い理学療法士でも無自覚なことが害になるのか。

 

仕事というのは、様々な事象に対して、自分の職務を全うするものです。

その様々な事象に円滑かつ妥当な対応をするには、その事象がどういうものなのか(物事の本質)を理解することがとても大事になってきます。

冒頭でも定義したように、頭が悪い人はその本質を理解できないため、一人では事象円滑かつ妥当な対応をすることは難しいです。

ですが、頭の悪い人でも職務を全うしてもらわなくてはいけません。

その対策となるのが、上司の指示や指導、マニュアルなどのシステムです。

 

自分が頭が悪いことを自覚している理学療法士は、上司からの指示やマニュアル、システムに従って行動することに抵抗感はなく、仕事ができます

また、途中で判断に迷った場合も、上司に相談し解決に向かうことができます。仮に相談ができなかったとしても、それは相談することに抵抗感があるのではなく、どんなときに相談したら良いかわかってないだけなので、指導による改善は見込めます。

 

自分が頭が悪いことを自覚していない理学療法士は、全てではないですが、指示や指導の受け入れが悪く、独自の理論で仕事をすすめがちです。

上司の指示や指導を聞かなくても、職務を全うできる力があれば、害にはならないのですが、如何せん頭が悪いので判断を誤る可能性が高くなります。

さらに、その誤った判断での行動の結果に対して、適切に省みる力もないので、改善を図ることが難しくなります。

ちなみにですが、自分の頭が悪いことを自覚できない要因に、心理的な要素は大きく関わっていることを考えると、以前に記事した“プライド高い理学療法士”も、頭悪いこと無自覚理学療法士に分類されます。

 

 

 

簡単なイメージ図で表してみました。

グレーで塗られている理学療法士が害になり得るということを意味しています。

 

 

まとめ

あくまで私の勝手な考えですが、頭の良さは、20歳までには、ほぼほぼ確立され、社会人になってから、今以上に頭が良くなることは期待できないと考えております。

ただ、頭が良くなることは期待できなくても、自分の頭の良し悪しがどの程度なのかを自覚することは20歳以降でも可能ですし、むしろ社会に出たほうが、それに気づく機会はあると思っています。

この社会は一部の頭の良い人たちによって、頭が悪くても成り立つようにはなっていますので、自分の頭の良し悪しの程度を自覚した後は、自分より頭の良い人の意見や指示をもとに行動していけば、仕事での成果も出やすく、結果的に余計な精神的ストレスを抱えなくてすみます。

 

ただ、自分が頭が悪いと自覚できても、周りも頭が悪い人たちしかいないという状況もあるでしょう。

本当に周りの人たちが頭が悪いかどうかを早い男系で決めつけるのも良くないですが、早めに環境を変えて、頭の良い人に出会うよう行動するのも一つかと思います。

 

私が定義した頭の良し悪しを数値化するのが難しく、自覚しにくいかもしれませんが、勘違い理学療法士が少なくなることを切に願います。

 

最後までお読みいただき、ありがとうございました。

この記事を書いた人
なめろう

バランス重視のサラリーマンPT
訪問看護ステーション勤務

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おっさん理学療法士はこう考える

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