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ママさん理学療法士の悩み

全理学療法士向け
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はじめまして、ゲストのOと申します。

私はママさん理学療法士です。

子育てしながら理学療法士として働いており、その中で色々な悩みや葛藤と闘っています。

今回はそんな私が子育てをしながら働くママさん理学療法士の悩みについて書きたいと思います。

これから子育てをしながら理学療法士をする予定の方々の参考になれば幸いです。

あくまで、私の独断と偏見による見解なので、ご了承ください。

 

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自己紹介

はじめに簡単に自己紹介をしたいと思います。

新卒で病院に入職し、今は系列の老健施設でフルタイムで働いています。

結婚を機に老健施設に異動し、産休・育休も同じ職場で取得しています。

子供は小学校低学年と保育園の子がいます。

 

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職場の悩み

私は結婚を機に病院から老健へ異動を希望しました。

異動先の老健では残業がほとんどなく、定時で帰れる・有給が取りやすいと聞いたからです。

もちろん、将来生まれてくる子供の事を考えての決断でした。私の場合、たまたま同じ法人に異動先があったのでよかったですが、そうでない職場の場合、転職も視野に入れる必要があったかもしれません。

出産後も仕事をしたいけど今の職場では続けるのが難しいと考えている方は、結婚前後に動く事をオススメします。

理由は以下の通りです。

  • 育休を取得するには一定期間(1年以上)勤務する必要がある
  • 妊婦は転職にかなり不利
  • 小さい子持ちの母も転職にかなり不利
  • 出産後職場復帰は慣れた環境の方がいい

異動や転職後、すぐに妊娠すると裏で文句を言われる可能性大なので、1年は働いた方がいいかなと個人的には思っています。
授かりものなので、難しいところですが…。

 

転職や異動先の条件もしっかり確認した方がいいです。

  • 有給の取得のしやすさ
  • 残業の有無
  • 子育て中・子育て経験者の人が所属しているかどうか(一番重要!!!)
  • 家・保育園・職場の導線

転職の場合、求人情報に育休の取得実績が載っていたりしますよね。

転職時に結婚の予定等は伝える必要はないですが、近々育休を取得する可能性のある若い女性ってだけで割り引いて評価されがちです。転職後は定年まで働くつもりでいる!という強い意思を伝えて採用をつかむ必要があります。

子供中心にキャリアの事考えすぎじゃ…と思われる方もいると思いますが、子供が生まれたらキャリアは諦めた方がいいと思います。

子供を常にみてくれる親と同居でもしない限り、まともに働く事は難しいです。

子供を育てながら理学療法士を続けるなら、子育てに寛大な職場を探す事は必須です。

勝手なイメージですが、老健施設・急性期ではない病院はフルタイムママさん理学療法士が多い印象です。

訪看ステーション・クリニックは子育てとの両立が難しいイメージがあります。が、パート等の短時間の勤務なら、逆に訪看やクリニックで働いているママさんが多いように感じます。

 

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妊娠中の悩み

妊娠中、トラブルがある理学療法士は多いです。

業務に穴を開ける事になり、ほんとに申し訳ない気持ちでいっぱいになります。

切迫流産・切迫早産

妊娠が分かれば、業務内容は考慮してもらえるとは思いますが、それでも切迫流産・切迫早産の診断を受ける妊婦さんはものすごく多いです。

切迫流産・切迫早産とは、流産・早産には至っていないが今後その状態になる可能性が高い状態の事をいいます。

治療方法は状態によりけりですが、確実に仕事は休む必要があります。

私はどちらも経験済で、2人目の時はほとんど働く事ができずに、産休よりも早くに休業に入る事になりました。

有給を全て消費しても足らなかったので、傷病手当を受給しました。

 

悪阻(つわり)

これも人によりけりですが、妊娠初期〜中期にかけて悪阻の症状に悩まされる妊婦さんは多いです。水も飲めなくなって入院になる人もいたり、全くなにもなく元気に過ごせる人もいます。

ドクターストップを受けてるわけではないので、頑張って仕事をするプレママ理学療法士が多いように感じます。頑張って働いているつもりでも、周りに気を使わせて迷惑をかけてしまってるパターンも・・・。

その他、数多くのマイナートラブルを抱える事になります。

  • 頻尿
  • お腹の張り
  • 腰痛
  • 眠気

さらにお腹が大きくなってくれば、そこに動きにくさも追加されて、1日働くのは本当に大変でした。
幸せそうなイメージしかない妊婦さんでしたが、色んな体調不良と戦いながら過ごしてる事を妊娠して初めて知りました。

 

職員への罪悪感

妊婦本人も大変ですが、フォローする周りのスタッフも大変です。

私はこちらも経験済ですが、介助量の多い利用者の担当が回ってきたり、育休中の引き継ぎ等、通常時の業務にプラスして仕事が増える事になります。

私は自分も出産経験があり、プレママ理学療法士の気持ちは痛いほど分かるので、業務の増加は何とも思わなかったですが、世の中そうじゃない人もたくさんいると思います。

私も独身時代、妊婦さんや子育てママさん達に不満を持っていなかった、というと嘘になります。こんなに大変だと思っていませんでした…先輩方に謝罪したいです。

嫌な顔せず、気遣ってくれる同僚達にほんとうに申し訳ないという気持ちで日々を過ごしていた事を覚えています。

 

嬉しい事

患者さん・利用者さん達は妊婦さんにはとても好意的で一緒に妊娠を喜んでくれます。

私もたくさんの方にお腹を撫でていただきました。

 

さいごに

今回は妊娠中の話で終わってしまいました…。長くなりそうなので2つに分けたいと思います。

結婚・妊娠の大変なところだけ取り上げていますが、それ以上に幸せな時期でもあります。

ただ、結婚・出産後も同じ職場で仕事を続けていくなら、ハイになりすぎずに、周りに感謝して仕事に臨まないといけない時期でもあると思います。

妊婦様にならないように立ち回るようにしましょう。

妊娠中は大変な事も多いですが、感謝を忘れずに頑張って働きたいですね。

頑張れ!未来のママさん理学療法士達!

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