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理学療法士が3500万円貯めるまでの道筋3(後悔した事・してよかった事)

全理学療法士向け
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はじめに

これまでの記事では、ここまでの資産推移について書かせていただきました。
理学療法士が3500万円貯めるまでの道筋1
理学療法士が3500万円貯めるまでの道筋2 (資産推移について)

今回はその中で「後悔した事」「してよかった事」を中心に書きます。

少しでも資産形成の参考になってくれれば幸いです。

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後悔した事

よく調べずに契約した事

住宅購入・長期契約前提の保険を契約する時…。
大きなお金の動きが伴う契約をする際、事前に下調べをしたり、他社と比較検討したりする事をしませんでした。

住宅購入は狙っていた物件が急に出た事もあり、下調べなしで契約に臨む事に。
仲介業者に不審感を持ちながらも、知識がなかったので言われるがまま契約してしまいました。
僕自身20代の若造だった事もあり、かなり舐められていたと思います。
今なら事前に契約の事を下調べして、色々交渉しながら進められたと思います。

保険の契約も〇〇の窓口で、進められたプランをそのまま契約。
結局50万円以上損切りする事になりました。
高い授業料でした。涙

税金の勉強を後回しにした事

日本では、学生の間にお金の事を学ぶ機会はほとんどありません。

「運動療法」「医療保険」「基本動作」このような基本的な事を理解せずに働いている理学療法士はいないと思います。
しかし、「年末調整」「所得控除」「源泉徴収」これらの事を正確に理解している理学療法士は少ないのではないでしょうか。

日本のサラリーマンは上記の事を理解していなくても、しっかり納税される仕組みが完成されてします。
僕も30代前半まではよく分かっていませんでした。
年末調整したら、なぜかお金が戻ってくる!ラッキー!!くらいの認識でした。

納税の義務が始まるより前に、基本的な事は学んでおくべきだったと思います。
税金の事が分かっていれば、少しでも手取り収入を上げる事が可能です。
配偶者がいる人は扶養の概念等も正確に理解して、損のないようにするべきです。

お金を増やす方法について勉強しなかった事

皆さんご存知の通り、理学療法士が収入を増やすのはなかなか大変です。
一般的な病院や施設勤務の理学療法士であれば、残業や休日出勤で発生する手当て頼みではないでしょうか。
手当が出ない職場は、どうしようもないと思います。
役職につけば給料が上がりますが、なかなかできないですよね。

お金を増やすには、収入を増やすよりも支出を減らす方が簡単な事になかなか気づけませんでした。
よく言われるのが固定費を見直す事で、具体的には「格安SIMに変更する」「保険を見直す」「不要なサブスクを解約する」といった事です。

固定費の削減で僕が一番思い切った事は、車を手放した事です。
同世代は車を所有している家庭が多いですが、我が家は家庭環境的に必要ないと判断して処分しました。
車を所有する事だけでステータスになりやすく、持っていない事に驚かれる事もあります。
あまりプライドの高い人間ではないので、外野の声は全然気にしていません。
必要な時は、タクシーやレンタカーを利用しています。

今は手元に残ったお金は貯蓄だけではなく、投資にも回すようにしています。
投資と聞くと、ギャンブルのような印象を持つ人もいますが、新NISAが始まった事からも分かるように、これから日本で生きていくには、必要な事だと捉えています。

無駄な固定費を減らし、手元に残るお金を増やして、投資で運用する。
そこまで難しい事ではないのですが、お金について学ばずに生きていると、知る機会がない事です。
僕はその結果、お金を増やす機会を失ってきた事を後悔しています。

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してよかった事

すぐに行動にうつした事

お金の勉強を初めてからは、できる事からすぐに行動にうつしました。
はじめにした事は証券口座の開設です。
証券口座を開設するだけでは、費用はかからないので、まずは手続きしてみてもいいかもしれません。
iDeCoは口座開設するだけで管理手数料がかかるので、利用しない人は注意が必要です。

契約済の保険…。
勇気が必要ですが、損切りするなら早い方がいい事もあります。
悔しいですが、勉強になったと考え、切り替えていく事も必要です。

価値観の合う配偶者と結婚できた事

妻とは価値観が似ています。
夫婦で揉める事ベスト3といえば、「お金」「子供」「親」の3つです。(妻調べ)
幸い、3つとも似たような価値観をしており、今まで大きな喧嘩はした事はありません。

資産形成していく上でお金の価値観の相違は大きな壁になりがちです。
夫婦共に昔から貯金が好きで、今では2人で楽しく資産形成をしています。

  • 子供の教育費
  • QOLが上がる家電
  • 生活が豊かになるサブスク(Amazon・You Tube)
  • 仕事道具
  • 時計
  • ダウンジャケット
  • 遊びに行く時はグレードの高いコースにする

上記の事は夫婦でお金をかけてもいいと思っている事です。
それ以外の事はできるだけお金をかけずに質素に暮らしています。
妻はチラシのチェックや、メルカリを駆使して、節約をしているようです。

価値観が全く違う人と結婚してしまうと、後々トラブルに繋がりかねません。
夫婦は家庭を経営していく上でのビジネスパートナーみたいな存在です。
結婚相手に求める事は人によって色々とあると思いますが、少なくとも金銭感覚は似た人と結婚した方が、後々のトラブルを回避できるかもしれません。

まとめ

若い頃は仕事も遊びも忙しく、理学療法の勉強も積極的に頑張っていました。
その時に少しでもお金の勉強をしておけばよかった…と後悔しています。
理学療法士は専門バカになりがちですが、少しは別の分野に目を向けて一歩踏み出してみる勇気の必要かもしれません。
理学療法士の給料を貯金していくだけで資産形成していくのは、かなりハードルが高いからです。

お金についての知識は書籍やYou Tubeで得る事が可能ですが、確定申告や投資をしてみたりして、自分で実践いく事が一番身につく方法だと思います。
一朝一夕では習得する事は難しいかもしれませんが、理学療法士として働いている方には、決して難しい内容ではありません。

ここまでお付き合いいただき、ありがとうございました。
資産形成について書かせていただきましたが、資産形成の目的は大金を手にする事ではなく、家族が幸せになる事です。
十分にお金があれば、子供にたくさんの経験をプレゼントでき、望んだ道を進む事を支援してあげられるかもしれません。
家族の幸せのために、僕は毎日理学療法士と資産形成を頑張っています。

今回の記事が少しでも参考になれば幸いです。

この記事を書いた人
名無しのPT

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